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再会・・・ [オリジナル]

パンファルロ 「ほぉ、グラシエルロも傭兵だったのか?」

グラシエルロ 「いや、違う・・・俺は正規軍の一兵卒だった・・・けど、結局、ボロ雑巾のように使い捨てられた・・・」

パンファルロ 「おッ!ご当主、お帰りなさい!」

グラシエルロ 「お帰り~」

リサ 「ただいま~、あらあら、珍しいわね、二人で内緒話?」

グラシエルロ 「いや、最近コインブラにやって来た傭兵団の話さ」

パンファルロ 「その団長ってのが、結構、やり手らしい・・・まぁ、それなりに修羅場をくぐったんだろうが・・・」

グラシエルロ 「それがジェラルドとかいう奴か?」

パンファルロ 「そうそう、そんな名だった」

リサ 「・・・(ジェラルド!)」

リサ 「・・・(ここか・・・)」

ジェラルド 「誰だ?」

リサ 「・・・その声は、以前のままね」

ジェラルド 「リサ!?リサなのか!?」

リサ 「10年ぶりね・・・」

ジェラルド 「君がこのコインブラにいたなんて!」

リサ 「あら、お邪魔だったかしら?」

ジェラルド 「そ、そんなことはない!」

ジェラルド 「リサ・・・逢いたかった・・・」

リサ 「・・・あたしも・・・かな?」

ジェラルド 「あの時のこと、まだ怒ってるのか?」

リサ 「もう忘れたわ・・・それにしても、あたしを怒らせた男が、今を時めく傭兵団の団長さんだなんてねぇ」

ジェラルド 「王党派と共和派、どっちにしても、利権を奪い合う胡散臭い連中だからな」

リサ 「あなたに言われちゃ、両派とも、立つ瀬がないわね」

ジェラルド 「くッ・・・俺に憎まれ口を聞きにきたのか?」

リサ 「同じ街に暮らして、道でバッタリ、なんて嫌だから、ご挨拶に来ただけ・・・」

ジェラルド 「そ、そうだ、リサもうちの傭兵団に入らないか!」

リサ 「あたしは開拓者・・・あなたと違って、戦争には興味ないわ」

ジェラルド 「・・・変わらないな、あの頃と・・・」

リサ 「あたしはずっとあの時のまま・・・変わったのはあなたよ」

リサ 「それじゃ、失礼するわ・・・ああ、そうそう、この街でセイウチってカフェをやってるの・・・もちろん、王党派も共和派も関係なく歓迎してるから、お仲間に宣伝しておいてくださいな」

ジェラルド 「リサ!一つ頼みを聞いてくれ!」

リサ 「あらあら、あたしに頼み?」

ジェラルド 「妹、妹がオーシュにいる・・・会ってやってくれ」

リサ 「プリスがオーシュに・・・そうねぇ、暇ができたら会いに行ってみるわ」

ジェラルド 「・・・また来てくれるか?」

リサ 「さあ、どうかしら・・・」

リサ 「・・・(何やってるんだろ、あたし・・・)」

グルトルデ 「プリシラ・ロレン・・・ですか?」

リサ 「そうなの、その名前、耳にしたことなくて?」

グルトルデ 「そうですねぇ、あ、でも、知り合いのオーシュ兵に聞いてみますよ」

リサ 「ご面倒かけます」

グルトルデ 「なぁに、朝飯前ですよ、ハッハッハ~!」

グルトルデ 「よお、元気か!」

案内兵 「誰かと思えば、食い詰め探偵じゃないか」

グルトルデ 「ハッハッハッ~、ご挨拶だなぁ」

案内兵 「邪魔だからあっちへ行ってくれ」

グルトルデ 「おいおい、冷たいやつだなぁ・・・顔なじみじゃないか」

案内兵 「お前の与太話など聞いてる暇はない」

グルトルデ 「って・・・暇そうじゃないか」

案内兵 「俺に喧嘩を売ってるのか!」

グルトルデ 「い、いや、そんなつもりじゃ・・・ちょっとした人捜し・・・」

案内兵 「お~い、みんな、出てきてくれ!このチンピラを追い払うんだ!」

グルトルデ 「!?」

ミッション「オーシュ兵士との対決

グルトルデ 「俺はただ、プリシラ・ロレンという名に心当たりがないか聞きたいだけなんだが」

グルトルデ 「しゃあない、売られた喧嘩は買わねばならぬってのが、死んだ親父の口癖だったからな!」

案内兵 「ぐふッ、お前いつからこんなに強くなった・・・」

グルトルデ 「ハッハッハッ~、最近は欠かさず朝飯を食ってるからなぁ」

案内兵 「プリシラなら、あそこだ・・・って、痛てて・・・」

グルトルデ 「ん?」

プリス 「あたしを探してるの、おじさん?」

グルトルデ 「おいおい、おじさんはないだろ、おじさんは!」

プリス 「だって、どう見ても、おじさんじゃない」

グルトルデ 「ぐは~、可愛い顔して、きっついこと言うねぇ」

プリス 「で、何の用?」

プリス 「え!リサ姉さんがコインブラにいるの!」

グルトルデ 「え!君はリサさんの妹なのか!?」

プリス 「いいえ・・・でも、もしかしたら、義理の妹になっていたかも・・・」

グルトルデ 「ふぅん、そうか・・・!?なんだって!」

グルトルデ 「それじゃ、リサさんと君の兄さんが!」

プリス 「・・・そうなの・・・絶対一緒になる!って思ってたのに・・・」

グルトルデ 「なんたる展開!ご当主に、将来を誓い合った恋人がいたとは!」

プリス 「リサさんに逢いたい!ねぇ、連れて行って、おじさん!」

グルトルデ 「おしッ、そういうことなら、すぐに行こう!」

プリス 「クスッ、それにしても、おじさん、面白すぎ!」

プリス 「リサ姉さん!会いたかった!!」

リサ 「プリス、大きくなって!」

プリス 「兄に会ったのね」

リサ 「ええ、つい最近ね・・・」

プリス 「ごめんなさい、バカな兄貴を許して・・・」

リサ 「あらあら、バカだなんて・・・」

プリス 「バカといったらバカよ!つける薬もないわ!リサ姉さんを置いて、勝手に一人で戦争に行っちゃうんだもん!正真正銘の大バカよ!」

グルトルデ 「・・・(勝手に戦争に・・・ということは、正規軍の兵士じゃないな・・・ん?傭兵か?)」

リサ 「・・・グルトルデさん、お手数をかけました」

グルトルデ 「どうです、朝飯前だったでしょう、ハッハッハッ~・・・それじゃ、邪魔者は消えます!」

プリス 「おじさん、またね!」

プリス 「兄は、何か言ってましたか?」

リサ 「いいえ、別に・・・10年の歳月が言葉も消してしまったようね・・・」

プリス 「そ、それは違います!兄は、戦争から帰った日から、狂ったようにリサさんを捜し求めたの、そして、昨年暮れに、とうとう見つけたって・・・でも、リサさんが何処にいたのか、あたしには決して教えてくれなかった・・・」

リサ 「まぁ・・・じゃあ、あたしがコインブラにいることを、あの人、知ってたのね!」

プリス 「いまさら、どの面下げて逢いに行けばいいんだって、毎日のように悩んでいたわ・・・当然の報いだけど・・・」

リサ 「そうだったの・・・」

プリス 「お願いがあります!あたしをリサさんの家に置いてください!お掃除洗濯炊事、なんでもやりますから!」

リサ 「あらあら、困ったわね・・・(この子を家に入れるわけにはいかない・・・だって、あの人のこと・・・まだ、許せたわけじゃない・・・)」

アデ 「いいじゃないか、おねえ」

リサ 「アデ!?」

プリス 「アデリーナさんね!」

アデ 「随分久しぶりじゃないかプリス、出るところも出て、女らしくなったようだなぁ」

プリス 「もぉ、アデリーナさんったら!」

アデ 「おねえ、何も迷うことないだろ・・・」

リサ 「・・・」

アデ 「オーケー、きょうからお前もVirginの一員だよ、プリス」

プリス 「ありがとうございます!リサさん、アデリーナさん!」

アデ 「そうそう、プリス、大事なことを言っておく」

プリス 「え?」

アデ 「おねえはあんたの兄貴のこと、妹たちに話しちゃいない・・・だから、急にあんたが来て、おねえの昔の男の妹、なんて言ったら、みんなびっくりさ・・・いいかい、あんたは、当分の間、あたしの古い知り合いの妹ってことで、みんなには紹介するからね・・・これがあんたを家に入れる条件だよ」

プリス 「うん、わかった・・・」

リサ 「アデ・・・」

こんにちは、Virgin家の四女エミリアです。きょうは、オーシュマスケッティア編入に関連させた、完全オリジナルストーリー第二弾をお送りしました・・・べ、べつに、ネタがなくなったわけじゃないんだからね!


コメント(8) 
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コメント 8

M@ガネ

いつからエミリアさんはツンデレ属性になったんですかッ!w
思わずツッコミを入れてしまいました・・・

ずっと昔から続けて「Virgin家」を見続けてきましたが、これが初のコメントになるとは…orz
「あらあら」のリサおねえのファンです。どうぞお伝え下さいませ^^
by M@ガネ (2007-02-15 04:05) 

emilia

M@ガネさん、初めまして!リサおねえ、喜んでます。これからもよろしくお願いします。
ちなみに、Virgin家にはツンデレ属性の女たちが多いです。アデ姉御を筆頭に、ブルーニさん、ロミナさん・・・。
「あんたが抜けてるじゃないか!エミリのツンデレは、グラシエルロが来てからだろ」by 姉御
by emilia (2007-02-15 09:17) 

ファレグ

こんにちわ、お久しぶりです。
相変わらずドキドキの展開に心躍らさせていただいております。

オーシュマスケッティアがこう絡んでくるとは思いもしませんでした。
うまいなー、と思わず呟いてしまいました。
それぞれの恋愛事情も楽しみです。

これからも楽しみにしているのでがんばってください。
では、また。
by ファレグ (2007-02-16 15:14) 

emilia

ファレグさん、こんにちは!
ブルーニに続く、オリジナルストーリー(別名:こじつけ・・・汗)、書いてみました。最近は、1本の記事が長くなってしまい(開始当初はSS3、4枚で1本の記事を作ってたんですよねぇ)、それと相反して、話題が枯渇気味です・・・ハァ。とりあえず、次はグレイス姉を取り上げる予定ですので、また、ご感想などありましたら、お待ちしてます!
by emilia (2007-02-16 16:09) 

ボネ

コンニ(。・"・。)ノ チャオ♪

何だかすご~~く気持ちが静かに熱くなりながら 読ませていただきました
ジェラルドは初見た時 ヽ(*・∀・)ノ  うわぁ~~素敵な人だぁ~
仲間になれればいいのにな~とか 無理な事を考えるぐらい
いい感じだな~と思ってたので・・これからの楽しみが また1つ増えました
(♥◡з✪)ジェラルドのサイドの人達も素敵
|ω・`)ノ |Юマタキマスネ~~♪
by ボネ (2007-08-04 14:31) 

emilia

ボネさん、こんばんは!

バックナンバーにコメントをいただけるなんて、とっても嬉しかったです!(リンクしておいて良かった・・・アハ)
実は、私自身も時々以前の記事を読み返すことがあり、どうせならということで、左ペインにあるキャラフェイスをリンクボタンにしてしまいました。
過去の記事の中に思いつきでちりばめた伏線を見つけ出し、今度はどれを膨らませようかと考えているときが一番楽しい瞬間かも知れません・・・。

また、遊びに来てくださいね!
by emilia (2007-08-04 18:55) 

ボネ

(*´I `*)ノ~コンバンワ♪

ヽ(*・∀・)ノ  うわぁ~~またまたビックリさせてくれますね~♪
楽しく 読みやすく 見やすい ここに来ると時間を忘れて
ず~~~っと 見て 読んでと (*ノε`)ゥフフ
本当に 楽しく過ごさせてもらってます ヽ(◕∀◕)ノ ありが㌧
INしたら 必ず|ε◔)お邪魔させてもらってます
今日は こんな時間に帰宅なので
明日ゆ~~っくり 遊びにきますね~~~♪
それでは |ω・`)ノ |Юマタクルネ

Ю  |ミ パタン。。。
by ボネ (2007-08-07 23:53) 

emilia

ボネさん、おかえりなさい!

明日(って、今日か・・・)お待ちしてます!
by emilia (2007-08-08 00:18) 

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